読書日録
ブックオフで購入した荒俣宏「帯をとくフクスケ」を読んでいる。ポスターや図鑑などの図像から読み取れるメッセージを講義口調で解説する内容なんだけど、序盤はごちゃごちゃしていて読みにくいし、肝心の部分の解説が言葉足らずだったりする。中盤からはかなり持ち直してきた印象。

ちくま文庫が石川淳コレクションの刊行をはじめた。全3巻で第1巻は短編小説選。収録作を見たときは「普賢」も「山桜」も入っていないので不思議に思ったが、じっくり見てみるとどうやら編者の菅野昭正は石川淳を通して「今の時代への異議申し立て」をしているように見える。短編小説選では「マルスの歌」「黄金伝説」「無尽燈」と続く辺りや来月発売の長編小説選の内容が「白描」「八幡縁起」「天馬賦」というところにそういった主張を感じるのだが、さてどうだろうか。

未分類 | 23:24:46 | Trackback(0) | Comments(0)
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