読書日録
山口文憲「日本ばちかん巡り」を読み始める。ばちかんとはローマのバチカン市国からとったもの。この本は日本の(主に新興宗教の)聖地を巡ったルポタージュの形式をとっている。
序章は書き下ろしのオウム真理教、上九一色村のレポ。自分の考えを過度に押し付けることのない文章に好感が持てる。あの事件から6年後に著者はこの地を訪れているのだが、もう“無かったこと”にしたがっている村の様子がありありと伝わってきて、あの事件が残した爪痕の深さを改めて思い知らされた。

平行してネルヴァル「東方への旅」を読もうかどうか思案中・・・。

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