投稿日:2006-12-19 Tue
冨田恭彦「対話・心の哲学」を読み進める。第2章のデカルトの批判的検討、第3章のロックの解説辺りから著者の主張が見えてくる。それはニヒリズムに陥ることのない相対主義というべきものだ。これは自分が漠然と思っていたことと近いので共感を持って読むことができる。なんであれ「全体」を見渡せる人なんて世界にはいないのだから、どんなに自分が「絶対的真理」と思っているものでも、それが通用しない世界がどこかにある可能性の方が高いのだ。そのことを常に意識していることは大切なことだと思う。
この本は対話体なので読みやすく、ついどんどん頁をめくってしまう。できるだけ読み飛ばさないよう注意しなくては。
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