読書日録
結局、『ロリータ』新訳の文庫版を読み始める。ハードカヴァーも持っているんだけど、誤訳部分を修正し、注釈を加え、解説が大江健三郎とくればどう考えても文庫の方がお得です。やれやれ。ハードカヴァーは売っちゃおうかな。
作品の方は数ページ読んだだけで引き込まれる。さすがナボコフ。五感を刺激する官能的な文章がたまらない。小説ってこうじゃなくちゃいけないよな、とつくづく思う。エロティックで繊細で美しく哀しく滑稽な傑作だ。まだ読み始めたばかりだというのにもう更なる傑作『アーダ』と自伝『記憶よ語れ』を再読したくなってきた。

『廃墟大全』も順調。昔からファンの種村季弘、中野美代子はさすがの貫禄で読ませる。もう少しでこちらも読了だ。

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